JTBは、日本の代表的な旅行会社として長い歴史を持つ企業であり、様々な旅行関連サービスを提供しています。
かくいう私も何度かJTB経由で、航空券やホテルを予約した事があるのですが、1度クレジットカードが使えない自体に陥ってしまった事がありました。
コロナも明け、日本全体の旅行ムードも高まっている中、いざJTBで決済を行おうとしたらエラーが出て進めない!なんてことになると、拍子抜けしてしまいますよね。
今回は、私の体験談をもとに、JTBでクレジットカードエラーが出てしまう原因と、対処法、各種エラーコードの内容を解説していこうと思います。
JTB側から表明されているクレジットカードが使えない時の対処法

JTBでクレジットカードが使えない問題は、どうやらJTB側も認知しているようです。
そのため、まずはJTB側から案内されている、各種エラーコードに基づいた対処法を試していきましょう。
もしご自身のエラーコードがわからない場合は、他に考えられるクレジットカードが使えない原因と対処法を確認してみてください。
EARS002 システムエラーが発生しました。恐れ入りますが、時間をおいて操作を最初から行ってください。
まず最初は、「①EARS002 システムエラーが発生しました。恐れ入りますが〜」と表示された場合です。
このエラーコードが表示されるタイミングは、「海外航空券+ホテルのセットで12~17歳を含む、予約を行なった場合のエラーコード」となります。
そのため、小学6年生〜高校2年生までのお子様を含めて、航空券とホテルをセット予約した場合、このエラーコードが表示されるようになっています。
この場合は、先に海外航空券を予約してから、たびぺーじ経由でホテルを追加することで解決するようです。
ちなみにこのエラーコードが表示された場合、申し込み予約は自動でキャンセルされる仕組みとなっているようです。
「セット割を駆使して航空券+ホテル予約を行いたい!」といった場合は、たびページ経由でホテル追加する際、セット割と記載されたホテルを予約する必要があります。
セット割記載のホテルを追加しなければ、割引を受ける事ができないので注意しましょう。
ESFW901 システムでエラーが発生しました。お手数ですが、しばらく経ってから操作をやり直してください。
このエラーが表示される原因は、下記3つに分類されるようです。
①JTBの推奨環境で決済を行なっていない場合
②パスポート情報をご入力していた場合
③フライト変更したいけど、他に空きフライトがない場合
①②③どれに当てはまるかわからない場合も、まずは①JTBの推奨決済環境をチェックしてみましょう。
ご自身のブラウザが推奨環境外であった場合は、問答無用でエラーが出てしまうようなので、気を付ける必要があります。
推奨環境を確認して、問題がなかったけれど「ESFW901」のエラーメッセージが表示されていた場合は、②③いずれかが原因です。
②「パスポート情報を間違えて入力していたかもしれない…」と感じた場合は、再度こちらのページから情報入力を行います。
③「フライト変更をしたいんだが…」といった場合は、空きフライトがないため、他の航空会社を利用するか、空きが出るまで待つしかありません。
EAFW901 システムでエラーが発生しました。お手数ですが、しばらく経ってから操作をやり直してください。
「ん?さっきのエラー文章と何が違うの?」と思われた方。
わかりにくいですが、最初のエラーコードが「ESFW901」から「EAFW901」に変わっています。
この場合は、推奨環境外で決済を行った事が原因であるようです。
「EAFW901」のコードが表示された場合も、JTBの推奨決済環境とご自身の環境を照らし合わせてみてください。
EARS127 URLがご利用できない状態です。ログインページより再度ログインをお願いいたします。
このエラー文章が出た場合の解決法としては、内容の通り再度ログインを行うしかありません。
どうやらこの場合は、たびページログイン専用メールの受信後、60分を超えてアクセスしたことが原因のようです。
心当たりがある場合は、再度ログインを行い、たびページからメールの再送信を行いましょう。
EARS305 予約処理中にエラーが発生しました。
クレジットカード側に問題がある場合、「EARS305 予約処理中にエラーが発生しました。」と表示されてしまうようです。
JTBに対応していないクレカを使用した場合や、不正利用防止システムである3Dセキュアが反応してしまっていた場合に起こる問題となります。
どうやら楽天カードを使用した際は特に、このようなメッセージと共に決済エラーが発生してしまうようで…、それもそのはず楽天は3Dセキュアのシステムが非常に厳しいからです。
この場合の解決方法としては以下3点。
詳細に関しては、後述する内容にも記載しているので、そのまま読み進めてみてください。
他に考えられるクレジットカードが使えない原因と対処法
今すぐ解決したいんだ!といった方は、これから記述する対処法を読むよりも、JTBサポート受付センターに問い合わせた方が、手っ取り早い解決へとつながるかもしれません。
現状のステータス(どのクレジットカードを利用したかなど)を詳しく説明する事で、最適な解決案を導き出してくれるはずです。
もし「電話するのが苦手な方」や、「まずは自身で解決してみたい」といった方は、下記の対処法を読み進めてみてください。
クレカの上限額を改めて確認してみよう
まずJTBでクレジットカードエラーが出た場合、最初に確認して欲しいポイントがこちら。
クレジットカードの上限額が、今回の決済で超えてしまっていないかどうかですね。
意外と見落としがちなポイントがこちらで、直近で頻繁にクレジットカードを利用していたり、大きな買い物をした心当たりのある方は注意が必要です。
もしこちらの条件に当てはまるようであれば、対処法は3つほど存在します。
・クレジットカードの上限額を引き上げる
・他のクレジットカードを利用する
・他の支払い方法を利用する
クレジットカードの上限によりエラーが出ているパターンでなければ、次の項目を参考にしてみてください。
クレカはきちんと更新されているか確認してみよう
当然のことながら、クレジットカードがきちんと更新されていない場合も、決済時にエラーが起きてしまう原因となってし舞います。
カード表面に記載されてある、利用期限を再確認してみましょう。
もしクレジットカードが更新されていなかった場合は、カード会社の公式HPから更新作業を行うしかありません。
一方でこの作業には時間がかかる場合が多いので、待てない人は他のクレジットカードを利用するか、他の支払い方法を利用しましょう。
JTBの決済端末に対応していないクレジットカードを利用したのかも
稀に主要なクレジットカード会社のものでも、利用できない航空会社が存在します。
もしかしたらJTBの決済端末に対応していないクレジットカードを利用した事により、エラーが起きてしまったのかもしれません。
JTBではvisa、AMEXなど様々な種類のカードを利用できますが、全てのカードブランドに対応している訳ではありません。
ちなみに私は、この非対応クレジットカードを利用していた事で、クレジットカードが使えなくなっていたようです。
今一度、JTBで利用可能なクレジットカード一覧を確認してみましょう。
クレジットカードの不正防止セキュリティに引っかかったのかも
・JTBの予約を深夜に行なった
・今まで使用したことのないクレカを利用した
・20万円を超えるような決済を一括で行なった
上記内容に少しでも当てはまる場合、クレジットカードの不正防止セキュリティ(3Dセキュア)に引っかかってしまった場合があります。
特に楽天カードやyahooカードを利用した場合は、この現象が起きやすいと言われています。
また、この場合は「3dセキュア認証に失敗しました。もう一度やり直して下さい。」や「このクレジットカードでは取引をする事が出来ません。」と表示されてしまいます。
これらのメッセージが出た場合は、下記のページからセキュリティ解除を行うよう、クレカ会社に連絡をしましょう。
この場合は、各クレジットカードに問い合わせを行い、セキュリティ解除してもらうしかありません。
楽天カードの不正利用防止機能フィルターを解除するには下記、楽天e-NAVIから解除することができます。
Yahooカードの不正利用防止機能を解除するには、本人認証サービスの設定が必要となります。
まだ設定が完了していない場合は、下記のページから確認してみてください。
3Dセキュアに対応していないクレカを使用した
もしあなたの利用しているクレジットカードに、3Dセキュアが搭載されていなければ、そのクレジットカードをJTBで利用することはできません。
旅行関係の決済は高額になることが多いため、その分カード会社のセキュリティも厳重です。
特にJTBではこの手のセキュリティに厳しいらしく、3Dセキュアが搭載されているカードでないと決済エラーが出てしまう可能性があるようです。
JTBで利用可能なクレジットカードに関しては、下記に記載されているので、自身のカードが当てはまっているか、3Dセキュアに対応しているかどうか確認してみましょう。
正しい情報を入力していたか思い返してみよう

あなたがJTBで予約を行う際に、入力フォームに正しい情報を記載できていたか思い返してみてください。
クレジットカードの番号が違っていたり、名前が間違っていたり。
JTB側からの見解では、有効期限の順が逆に記載されていることが原因であることも。
そのような場合は、当然のことながら決済がうまくできずクレジットカードエラーが起きてしまいます。
心当たりがある方は、再度こちらから航空券の予約を行ってみてください。
再度航空券の予約を行う際に、1点注意してもらいたいポイントがございます。
それが、重複注文になってしまわないかどうかです。
稀にクレジットカードエラーで決済が正しくできていない表示が出たにもかかわらず、実際には予約が完了している場合があるようです。
重複注文を防ぐには、まずこちらから予約状況を確認してみてから、該当する予約が予約一覧に表示されないことを確認してみてください。
正しいセキュリティコードを入力していなかった

セキュリティコードの打ち間違えも、クレジットカードが使えない原因として多く挙げられます。
【VISA/MasterCard/JCB/DinersClub】
上記カードの場合は、カード裏面の署名欄に記載された末尾3ケタの数字がセキュリティコードとなります。
逆に、【AMERICAN EXPRESS】の場合は、カード表面のクレジットカード番号の左上、または右上に記載された4ケタの数字です。
打ち間違えの内容に注意しましょう。
JTBの推奨環境以外で決済を行なった?
JTBの公式サイトでは決済時に推奨環境での利用をおすすめしており、その環境下での動作やセキュリティが保証されています。
具体的な動作確認環境は、PCではWindows 10のGoogle Chrome最新版やEdge最新版、MacではSafari最新版といったブラウザが挙げられています。
そのため、推奨環境以外での決済を試みた場合、正常に決済が完了しない可能性や、予期しないエラーが発生するリスクが考えられます。
JTBの推奨環境に関しては、こちらのページから確認することができます。
一度、自身のブラウザ環境と当てはめてみて、相違がないか確認しましょう。
キャッシュによる何らかのエラーが生じてしまった
キャッシュの影響で直接的に決済エラーが発生することは少ないですが、稀にシステムや通信に依存するため、エラーが発生する可能性があります。
過去、JTBの公式サイトに訪れたことのあるPCでは、キャッシュによるエラーが発生する可能性が高いです。
この場合の解決方法は簡単です。
PCの方は、こちらのページに入り、Ctrl+Shift+Rを押して、キャッシュをクリアしつつページの更新を行いましょう。
スマホの方は、こちらのページから再度決済してみてください。
それでも解決しなかった場合
上記内容を試しても解決しなかった場合は、下記対処法を検討してみてください。
他のクレジットカードを利用する
基本的にJTBで決済できない場合、クレジットカード側に問題がある可能性が高いため、他のクレカを利用することですんなりと解決する可能性があります。
JTBで利用可能なクレカに関しては、こちらのページの右上「よくある質問」に記載されている、5種類のみとなります。
「銀聯(ぎんれん)カード」や「ディスカバーカード」などは利用することができないため、注意が必要です。
他の支払い方法を利用する
JTBでは利用可能な支払い方法が、7種類存在します。
クレジットカード支払いを初めとして、コンビニ支払いや現地支払いなども利用できるのですが、予約の種類によって利用可能な支払い方法が変わってくるため注意が必要です。
例えば、トラベルギフトでの支払い方法の場合、「国内宿泊(るるぶトラベルプラン除く)」は利用可能であるのに対し、「現地観光プラン・レジャーチケット」では利用できません。
こちらのページに、利用可能な予約種類と支払い方法一覧の早見表が記載されているため、チェックしてみてください。
JTB受付サポートセンターに問い合わせを行う
冒頭にも記載しましたが、どうしても任意のクレカで支払いたい場合は、JTB受付サポートセンターに連絡するしかないようです。
その際は、「上記項目を全て試してみたがそれでも原因がわからない旨」を伝えた方が、サポートの方々もスムーズに対応できるかと思います。

ただ、最近は上記案内が常に表示されており、受付側も数多の問い合わせでパンクしてしまっているようです。
受付が繋がらない場合は、気長に待つか、他の支払い方法を利用しましょう。
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